こんばんは🌇
ちーちゃんです♬
今日はフォーカスの話をしたいと思います。
普段自分がしているフォーカス=焦点を当てていることが分かります。
少し前のブログにも書きましたが、
私は、幼稚園の先生になって一年目の新任の時、Mちゃんという女の子に手術をするくらい大きな怪我をさせてしまったことがありました。
しかも、私とかくれんぼで一緒に遊んでいる最中の出来事でした。
幸い、Mちゃんのお母さんはとても器が大きい人で、私はそれによって、
人にも同じようにしてあげようと人間てしての器が広がったのですが、
一方で、絶対怪我をさせないようにしなきゃ!
と強く思っていました。
先生になって2年目の4月、先生たちとの職員会議で一人ひとり目標を言っていくのですが、私の目標は決まっていました。
「今年は怪我人を出さないことです。」
絶対に怪我人を出しちゃいけない!
そのために、少しでも教室や部屋の中を走る子がいようもんならば、すぐに、かけつけて、
「教室の中は絶対走らないで!」
子どもたちに毎日、注意をしました。
その時の学年の子どもたちは、年中組若干4〜5歳なのに、ものすごく物分かりがよい子たちで、一度言われたことは絶対に守る
それどころか、
「○○くんお部屋の中は走ったら危ないから、走らないんだよ!」
とお友達を注意してくれました。
ヒヤヒヤしながらも怪我がない毎日に、
今年は、平和に過ごせそうかも、、
と安堵する私。
そんな中、部屋でおもちゃで戦いごっこをして遊んでる最中に、おもちゃがおでこに当たって、小さなたんこぶを作った子がいて、
私は、すかさず
「ブロックなんか振り回さないの!💀」と叱ります。すごい剣幕で(笑)
平和じゃなくなるのが怖くなってしまっていて、
子どもたちが騒がないように、暴れないように、必死でした。
少しでも暴れたら、ピピーッ
イエローカード!
同じことをしたらレッドカード!
そんな毎日に、子どもたちは、皆んないい子で座っていて、静かに遊んでる。
もともとおとなしい学年ということもありますが、明らかに静かな教室です。
そんな静かなはずなのに、怪我が起きるんです、
歩いてるのに、部屋の中で転んで小指を打撲。
ジャングルジムから落ちて左手打撲
その数、一年で12件。(これは保険が下りた件数なので、正確には、もっとあります..)
しかもその子たちは、やんちゃな子ではなく、おとなしい子ばかり。
私は「なんで?こんなに気をつけてるのに怪我が起きるの?」
「私が何がいけないの?ほかの先生は、あんなにのびのびさせてるのに、なんで怪我がないんだろう?どうすれば怪我がなくなるの?」
「もっと怪我が起きないようにしなきゃ!」
一日中、私の頭の中は、怪我をしないようにで頭がいっぱい。。
帰宅途中のたまたま寄った本屋さんで、たまたま手にとった本にこう書かれてありました。
〜鏡の法則〜
あなたが一日中考えていることが、良くも悪くも全てその通りになります。
あ!!!一日中怪我のことばかり考えてる、、
怪我をさせないようにしようと頑張ってたことが、ダメな方向にその通りになっていました。
当時の私は、毎日怪我にフォーカスを当てていたんです。
だから、怪我をする子が続出した。
そして、騒ぐ男の子にすごい剣幕で怒る女の子の姿を見て、
ハッと我に返ります。
子どもたちに何やってんだろ私、、
幼稚園生活を楽しんでほしいと思いながらも、子どもを管理するようになっていました。
自分の安心を得ようとするために。
「怪我をして痛いのは自分なんだよ!」
といいながら、結局、自分の安全のためにやってたんです。
だから子どもたちは、なんでも私に確認するようになりました。
「ちーちゃん先生、○○やってもいいですか?」
そんなことまで聞かなくていい小さなことまで聞いてくるようになっていました。
子どもたちは、我慢をしているから余計に変なところでエネルギーを発散し怪我をする。
ダメだ!変わらなきゃ!怪我じゃなくて、子どもたちが楽しめるようにはどうしたらいいかにフォーカスをあてよう!
子どもたちに申し訳ない、もう本当にすみませんと思いながらも、
これに気づいたのは、その子たちとのクラスが終わってから、、
同じ思いは絶対させたくないと、
次のクラスの子どもたちには、
怪我にフォーカスを当てず、どうしたら子どもたちが楽しめるかだけにフォーカスしました。
言葉掛けも変えました。
「怪我をしちゃうから幼稚園の中では走らないんだけど、お外は、思いっきり走り回っていいからね!たくさん走ろう!鬼ごっこでもする⁇」と。
そうしたら、どうなったと思います?
怪我の数は0。
幼稚園の中で走りまわる子0です。
私は何も変わっていません。
ただ、意識とフォーカスを変えただけです。
なのに、この違い!
あなたがもし今うまくいかないことがあるとするならば、
意識やフォーカスを変えること!
ぜひ一度振り返ってみてくださいね^_^