幸せ

【心のタスキ】次世代へ渡したい御住職のお話

こんばんは!

ちーちゃんです!

今日は我が家の月参りの日。

月に一度、御住職さんが家にきてお参りをしてくれるのですが、

めちゃくちゃいい話をしてくれたので

シェアします^_^

「南無阿弥陀仏ってのはですね。

駅伝のタスキと一緒なんです。

インド中国日本→先祖→私たちと繋がれてきた。

物の質ってのは関係ない、

一般の人ならば

タスキとはただの布。

人によったら、デザインや

質にこだわるのかもしれない。

でも、選手であれば

シルクであろうと綿であろうと、関係なく

タスキは命をかけて繋ぐバトン

それと一緒で  

お葬式も今では

中国ではカラフルなお花、派手なお花を飾り、

朝鮮ではなき女と呼ばれるための人がいて、亡くなった人が寂しくないように見送るらしい。

それを真似してか、日本は商売っ気のある葬式になってきているという。

たくさん花があるとすごい

人がたくさん来ればすごい

のような表面的なことばかりを気にして、

御住職さんに出すお茶は業者さん。

それは違うのではないかと御住職さんはおっしゃった。

そういうことをしっかりと伝えるので

業者さんからは

「あの坊主だと花が売れなくなる!」

と非難されるらしい(笑)

感謝を伝えるために物はあげる。

気持ちのこもってないのにものをあげても意味はなくて

ようこそおいでになられましたという感謝のお茶

気持ちのこもってないものは、差し出さないのと同じ。

「死ぬときに持ってかえれるのは

お金でもなく、名誉でもなく、心だけなのだから。」

ボケたじいさんのいう話です(笑)と言って

ニコニコしながら、帰られた。

仏具の置き方やお茶の出し方などなど、

80近い御住職は、

いちいち細かくとても厳しいと聞いていたので

何が指摘されるんじゃないかと今か今かと

恐る恐るお参りをしていたのですが、その厳しさの中にある優しさが今日の短時間の会話の中に少し垣間見れた瞬間でした。

こういったことを話せる大人が

伝えられる大人が今どれくらいいるんだろう?

私はとても貴重な話を聞けた気がしました。

 

これぞ、心のタスキ

目に見えないものを大切に出来る

こういうことを子どもたちにも伝えていきたい。

今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました^_^